8月19日の日記

えびまラボの最新の動画で、1x2の長方形の長辺と対角線のなす角をA、1x3の長方形の長辺と対角線のなす角をBとして、A+Bは何度か、という問題を扱っていた。
初等幾何的な解き方は少し工夫が必要だが、tanの加法定理で機械的に45°と求めることができる。
(ちなみに、これは中学受験などでは有名問題らしい、私は初めて知った。)

こういった、ひらめきが要求されるところを機械的に処理できるというのは、確かにこれまでひらめきにしてやられてきた人間としては気分がいい。
ただ、やはりad-hocな工夫で綺麗に解ける問題ではその解法に辿り着きたいという気持ちもある。

特にパズルなんて、言ってしまえば特定の問題のインスタンスに限らなくとも、計算機で総当たりすれば大抵解けてしまうようなものだ。それを人間の頭で解くとすると、当然問題ごとに個別の考慮が必要になる。そうやって、解き筋のあたりをつけられるようになったり勘を外して悔しがったりを繰り返しながら、たまに問題のアイデアそのものと通じ合うような瞬間があるから、パズルを解くのを止められないのかもしれない。

明日は会社の健康診断なのだけど、つけ麺(大)を食べてしまった。
ここ数ヶ月それなりに食には気をつけてきたので、良いリザルトを出したい。